コミュニケーション-非言語によるもの

コミュニケーション、非言語手段によるものを中心に紹介します

他者とのコミュニケーションにおいて、言葉で伝えられるメッセージは、伝えたいことの35%に過ぎず、残りの65%は、話し振り、動作、ジェスチャー、間の取り方(沈黙)など、非言語によるコミュニケーション手段によって伝えられると言われています。

人間は、言葉を手に入れ、格段にコミュニケーションを発達させました。その後、手紙、電話と技術革新のたびに、コミュニケーション手段を多様にしてきましたが、この四半世紀には、インターネットの出現で、e-メール、Web、ブログなど様々なコミュニケーション形態が生まれて来ています。

しかし、「言葉」を介したコミュニケーションでは、伝えたいことの3割強しか伝えられないのです。デジタルコミュニケーションでは、非言語コミュニケーションの情報は埋もれてしまっているのが現状ともいえます。

皆さんも携帯でメールを送る際に、絵文字を入れたり、表現を工夫したりと無意識のうちに、失った非言語コミュニケーションの情報を伝えようとしている経験はないでしょうか。案外と伝えたいことは、言葉にならなかったりする経験ありませんか?

ビジネスでも大切な商談の場合、「直接会って決めましょう」となるのは、言葉だけではわからない情報を欲している証拠なのです。

このように言語によらないコミュニケーション、つまり非言語コミュニケーションの役割が大きいことが、お分かりいただけると思います。非言語コミュニケーションのことをもっと知りたくなってきましたよね。

非言語コミュニケーションは言語によるコミュニケーション、所謂「バーバル・コミュニケーション」に劣らず、たくさんのメッセージを相手に伝えます。逆に言葉よりも相手に伝わる要素は、自然で原始的な分、強力だったりもします。

その非言語コミュニケーションにおいて、「ボディ・ランゲージ」は重要な要素です。

ボディー・ランゲージとは、肉体の動作を利用した非言語コミュニケーションの一つで、音声や文字といった言語を用いずに、身振りや手まね、あるいは広くジェスチャーで様子などを表現して、相手にメッセージを伝えるコミュニケーション手段です。

<動作による非言語コミュ二ケーション>
非言語コミュニケーションのひとつで、身体の動きや素振りでメッセージを伝えるコミュニケーション手段です。腕の動かし方、立ち居振る舞いなど、身振りやジェスチャーを会話に交えて行うものです。

言葉が通じない相手(外国人など)と話をするとき、お互いが言葉を話せないときには、ジェスチャーでのコミュニケーションを行います。動作による非言語コミュニケーションは意思疎通に重要な役割を果たし、会話とともにふさわしい動作を重ねることでより密なコミュニケーションを図ることが出来ます。

しかし、「手話」については、非言語コミュニケーションには分類されません。声は使いませんが、手で行う動作を媒介として「言語」に置き換えている「バーバル・コミュニケーション」なのです。

コミュニケーションは日本語に直すと、「意思伝達」とか「意思疎通」と訳されます。
何かメッセージを発信して、相手に伝わって反応までのプロセスをコミュニケーションと定義されることもあります。このコミュニケーションを、言語、言葉による「バーバル・コミュニケーション」と言語によらない「ノンバーバル・コミュニケーション」に分類することが出来ます。

この非言語によるコミュニケーションは、ボディ・ランゲージや表情、しぐさ、振る舞い、意識して発せられるもの、無意識に発せられるもの、服装などもノンバーバル・コミュニケーションになります。こうした非言語によるコミュニケーションは、特に第一印象を左右することが多いと言われています。

この非言語によるコミュニケーションについては、「サイレント(無音)」ということに限定されません。話をしているときの、声質や調子、大きさなども相手にメッセージを伝える役目を果たしています。あくまでも「非言語」なので、言葉になっていないもの全てを含むコミュニケーションが、非言語コミュニケーションと呼ばれます。

この非言語によるコミュニケーションについては、興味深い実験結果があって、アメリカの心理学者、アルバート・マレービアン博士による「マレービアンの実験」というものです。

◆顔の表情・・・55%
◆声の質、大きさ、テンポ・・・38%
◆話す内容・・・7%

この実験結果は、話す内容は10%にも満たず、残りは顔の表情や声の質によって他人を判断しているというものです。