NLP(神経言語プログラミング)はコミュニケーション心理学の一分野なのですが、その体系は思考体系というよりも、コミュニケーションにおける方法論と呼べるものです。そのNLPを学ぶことによって、コミュニケーションをマネジメントすることが可能となるため、NLPセミナーに通うビジネスマンが徐々に増えつつあるというのが現状です。
NLPを学ぶ中で、非言語コミュニケーションに関する方法論も多く関わってくるのですが、今回は「ページング」についてご紹介しましょう。
「ペーシング」とは、相手の話し方や状態、呼吸などに自分を合わせることです。コミュニケーションを図る際に話し方に注目して、声の調子やスピード、声の大小、音程の高低、リズムなどに注目して合わせていきます。
また、相手の状態に注目して、明るさや静けさ、感情や興奮状態などに合わせていきます。また、呼吸を合わせるときは、相手の肩や腹部の動きを観察し、同じ呼吸のリズムを取るように合わせていきます。
コミュニケーションにおいて、相手と話し方や状態、呼吸をシンクロさせていくことで相手に安心感を与え、信頼関係を築くことで会話をスムースにし、展開をいい方向にもっていくことが可能となります。非言語コミュニケーションの活用で、コミュニケーションの土台を作ると考えていいでしょう。
人は自分と共通点があると無意識的に好感を抱きます。この非言語コミュニケーションの「ペーシング」を行うことで、相手に安心感を与え、ラポール(信頼関係)を築くことができます。