非言語コミュケーション~コンテクスト

Posted 2月 16th, 2010 by 非言語 and filed in 方法, 非言語
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今回ご紹介するのは『コンテクスト』です。日本語では、「文脈」とか「背景」などと訳されます。まずは、辞書による説明を確認してみましょう。

『一般に、コンテクスト(あるいはコンテキスト)は、日本語では「文脈」と訳されることが多いが、他にも「前後関係」、「背景」などと訳される。コミュニケーションの場で使用される言葉や表現を定義付ける背景や状況そのものを指す。』
(Wikipediaより引用)

つまり、コミュニケーションを図る二者間で共有している情報ということになります。例えば、「CD(シーディー)」と言った場合、一般的には「コンパクト・ディスク(Compact Disk)」を頭に思い浮かべますが、化粧品業界や服飾関係では会話の流れで、「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」を意味することがあるかもしれません。

こうした略語は最も顕著に現れるコンテクストの例でしょう。言葉にされず暗黙の了解として利用しているわけです。非言語コミュニケーションの一例といえるでしょう。

他にもコンテクストの例としては、ストーリーの背景として、現代の話なのか、100年前の昔のことなのかによって、世俗習慣や常識の違いということが理解出来ていないと、正しい判断が出来ない場合があります。こうしたコンテクスト情報は言葉にされず、文脈に流れる「ニュアンス」として感じられたりします。

つまり、非言語コミュニケーションによって言葉にする以上のことが伝えられたりするというコトです。

非言語コミュニケーションの役割

Posted 1月 19th, 2010 by 非言語 and filed in 非言語
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以前にも一度ご紹介しましたが、非言語コミュニケーションを研究したアメリカの心理学者の興味深い調査結果をまず見てください。

◆顔の表情・・・55%
◆声の質、大きさ、テンポ・・・38%
◆話す内容・・・7%
(アルバート・マレービアン博士による「マレービアンの実験」)

この実験結果から、言葉によって伝わるものよりも非言語的要素によって伝わるものの方が圧倒的に多いことがわかります。人は顔の表情や声の質によって他人を判断しているといえます。

非言語コミュニケーションと少し趣旨が変わってしまう例ですが、英語に興味深い諺があるのでご紹介しましょう。

Speech is silver, silence is golden.
「雄弁は銀、沈黙は金」

だいたいの意味は、話すよりも沈黙が勝るときがあるというものです。よく話す人ほど、失言が多くなるのは自然なことかもしれません。話さなければ失言もありませんし、秘密を漏らしてしまうこともないという感じでしょうか。周りの状況をよく判断して、話すべきでないことは話さないように心がけましょうという教訓を示しています。

この諺は非言語コミュニケーションによって伝わるものを紹介するには相応しくないかもしれません。しかし、大切なのは言葉の大切さを知るということです。沈黙を嫌って何でも話してしまうというのは、言葉の重みを軽くしてしまいます。

言葉と非言語コミュニケーションを駆使して有効なコミュニケーションを図っていきましょう。

非言語コミュニケーションの手段イロイロ

Posted 12月 14th, 2009 by 非言語 and filed in 方法, 非言語
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コミュニケーションには大きく分けて2つの種類があります。一つは「言語による」コミュニケーションと言って、一般的なコミュニケーションのことで、会話などがそうです。もう一つが非言語コミュニケーションで、言葉を使わないコミュニケーションです。

具体的には、声、表情、振る舞い、服装などで、特に第一印象を決めることも多く重要なコミュニケーション手段です。

[非言語コミュニケーション;声]
非言語といっても「声」は重要です。会話の中身ではなく、会話の際の声が言葉以上に大きな影響を及ぼすことがあります。声も非言語コミュニケーションでは大切な要素です。普段コミュニケーションをとっているときよりも声が低い、もしくは高いといった変化から読み取れることも多いのです。一般的に声のトーンが落ちると、気分が沈み気味。声のトーンが上がれば、ノリノリ。非言語コミュ二ケーションとは日常的なものです。

[非言語コミュニケーション;表情]
表情は多くの情報を相手に伝えます。顔色を伺うという言葉もあれば、目に力がある、などと言う言葉も使われています。特に目は口ほどのモノを言うといわれるようにかなり多くのことを伝えます。目が大きく開いていると相手に興味を持っていると思われますし、瞳孔が大きく開くことも同じく興味を持っていると感じさせます。

[非言語コミュニケーション;動作]
腕の動かし方、立ち居振る舞いなどです。身振りやジェスチャーなど、外国人と話をする際には間違いなくジェスチャーでのコミュニケーションを行うことでしょう。言葉での会話とともにふさわしい動作を重ねて活用することでよりコミュニケーションは密になります。

非言語で伝わるもの

Posted 11月 17th, 2009 by 非言語 and filed in 言語学, 非言語
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非言語表現にはどのようなものがあるのでしょうか。例えば非言語表現というと身振り手振りなどがありますが、それ以外にも日言語表現はたくさんあります。今回はこの非言語表現について詳しく見て行きましょう。

非言語表現というと堅苦しいですが、雰囲気とか仕草、着ている洋服、笑顔、視線など思いつくだけでもたくさんの非言語表現があります。言葉にしなくても伝わることはたくさんあります。非言語表現には自然に伝わるもの、意識せずに伝わってしまうものだけでなく、意識して伝えるジェスチャーなども含まれます。

こうした非言語表現を少し分類してみましょう。
<非言語表現;視線>
じっと見つめ過ぎると、相手は自分の領域にまで踏み込まれたような気になります。逆に、下を向いたり、目をそらすと、自信の無さや相手に対する過剰な敬意が伝わります。

<非言語表現;姿勢>
ふんぞりかえった姿勢は、相手に威圧感を与えます。逆に、背中を丸めたり、首を前に出して下を向いた前かがみの姿勢は、自信の無さを表します。

<非言語表現;身振り>
腕組みをしたり握り拳を作ったりすると、威圧的・攻撃的になります。逆に、手を胸や口元に当てていると受け身的な印象を与えます。

<非言語表現;表情>
笑顔や微笑みは大切ですが、腹が立ったり、同意できない時に笑顔でいるのは、伝えたいことが伝わらなかったり、不自然な表情になります。

<非言語表現;声の調子>
荒々しいと、相手が身構えることになり会話が妨げられます。逆に、小さな一本調子の声では、聞いている人は本気だと納得しません。

コミュニケーション力アップの効果

Posted 9月 17th, 2009 by 非言語 and filed in 心理学, 方法
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NLPセラピーNLPカウンセリングなどを受けることで、自分の内面と向き合い、自分の短所や問題の種類、大きさに関係なく深い変化をもたらしてくれます。表面的な部分では、速読やフォトリーディングといったインプットに関する変化、内面的には人とのコミュニケーションや関わり方などのアウトプットに関する変化など。

もちろん、当サイトのテーマである非言語コミュニケーションに関しても、体系的に学ぶことが出来るのでコミュニケーションをマネジメントする手段を身に付けることが可能なのです。

コミュニケーションにおける非言語部分の占める割合は6割以上にものぼるといわれており、その部分をマネジメントすることが出来るということは、コミュニケーションの質を飛躍的に高めることができるというわけです。

相手の心理状態を把握し、自分の有利な方向に相手を誘導することも出来るのがNLPです。非言語によるコミュニケーション手法を駆使することによって、ラポール(信頼関係)の構築も格段に早く、確実になっていきます。

コミュニケーションを考える上で、この信頼関係はとても大切な要素になります。二者間に信頼関係がなければ、こちらのメッセージは充分に伝わりませんし、心の通ったコミュニケーションは実現できません。やはり、非言語のコミュニケーションをマネジメントして、相手との間に信頼感を築くことがコミュニケーションの充実には欠かせないものだと思います。

非言語コミュニケーション-キャリブレーション

Posted 8月 19th, 2009 by 非言語 and filed in 方法, 非言語
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NLP(神経言語プログラミング)は心理学の分野での注目に留まらず、広く他分野でも活用が広がり始めています。一般の方も、NLPの資格を取って、NLPを広げる活動をスタートさせる人も増えていますし、NLPビジネスコンサルティングなど、ビジネスへの応用も進んでいます。

ビジネス活動も突き詰めれば、コミュニケーション活動の集まりなので、コミュニケーションスキルの集大成とも言われるNLPが活用されるのは当たり前のことかもしれません。

そのNLPには非言語コミュニケーションに関する方法体系も豊富なのですが、今回ご紹介するのは「キャリブレーション」です。キャリブレーションとは、相手の心理状態を非言語によるサインで認識することをいいます。

非言語によるサインとは、姿勢・動き、呼吸、表情、声のトーン・テンポなどの変化のこと。

例えば、何か心配ごとを抱えている時には、言葉では「大丈夫」と言っていても、声のトーンや顔色、表情、状態が見て取れることがあるでしょう。逆に、人が楽しい体験を思い出している時には、声がはずみ、血色が良くなり、口元を緩ませてその体験を語っていることで相手の心理状態が見て取れます。

この非言語コミュニケーションスキルである「キャリブレーション」は意識して練習することで、もっと些細なサイン、変化も察知できるようになります。非言語コミュニケーションスキルであるキャリブレーションを日常のコミュニケーションで活用することで、相手の言葉にならない気持ちや状態を認識し、より深いコミュニケーションをとることができるようになります。

非言語コミュニケーション-NLP

Posted 7月 27th, 2009 by 非言語 and filed in NLP, 方法
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NLP(神経言語プログラミング)はコミュニケーション心理学の一分野なのですが、その体系は思考体系というよりも、コミュニケーションにおける方法論と呼べるものです。そのNLPを学ぶことによって、コミュニケーションをマネジメントすることが可能となるため、NLPセミナーに通うビジネスマンが徐々に増えつつあるというのが現状です。

NLPを学ぶ中で、非言語コミュニケーションに関する方法論も多く関わってくるのですが、今回は「ページング」についてご紹介しましょう。

「ペーシング」とは、相手の話し方や状態、呼吸などに自分を合わせることです。コミュニケーションを図る際に話し方に注目して、声の調子やスピード、声の大小、音程の高低、リズムなどに注目して合わせていきます。

また、相手の状態に注目して、明るさや静けさ、感情や興奮状態などに合わせていきます。また、呼吸を合わせるときは、相手の肩や腹部の動きを観察し、同じ呼吸のリズムを取るように合わせていきます。

コミュニケーションにおいて、相手と話し方や状態、呼吸をシンクロさせていくことで相手に安心感を与え、信頼関係を築くことで会話をスムースにし、展開をいい方向にもっていくことが可能となります。非言語コミュニケーションの活用で、コミュニケーションの土台を作ると考えていいでしょう。

人は自分と共通点があると無意識的に好感を抱きます。この非言語コミュニケーションの「ペーシング」を行うことで、相手に安心感を与え、ラポール(信頼関係)を築くことができます。

NLPとは?

Posted 7月 1st, 2009 by 非言語 and filed in NLP, 心理学
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NLPとは?日本語で「神経言語プログラミング」と訳されますが、コミュニケーション心理学の一分野です。
NLPは、1970年代にアメリカ・カリフォルニア大学の若き天才、リチャード・パンドラーとジョン・グリンダーが、心理学と言語学、サイバネティクス理論やシステム論を元に、セラピーの分野で非常に有名だった「3人の天才セラピスト」を分析したことに始まります。

◆催眠療法家の『ミルトン・エリクソン』
◆ゲシュタルト・セラピーの『フリッツ・パールズ』
◆家族療法家の『バージニア・サティア』

この3人のコミュニケーションスキル、パターンを分析、体系化したものがNLPの源流となっています。

その方法は、言語学、心理学を活用したスキル体系であるため、専門家であるセラピストはもちろん、一般の方のコミュニケーションにおけるスキルアップにも活用できる汎用的な心理学の一分野として注目を集めています。

その体系には、非言語コミュニケーションに関するスキルも豊富にあり、その方法を身に付けることによって飛躍的にコミュニケーションの密度を上げることも可能と言われています。

例えば非言語コミュニケーションのひとつに「ミラーリング」という方法があります。ミラーリングとは、相手の身振りや動作を合わせる方法で、具体的には、姿勢や座り方、見振り・手振り、態度や表情などです。

ミラーリングを行うと、相手は無意識的にあなたを自分と似た存在であると認識し、相手の警戒心を解き、好意や安心感を感じさせることが可能となります。

コミュニケーション・スキルを身に付ける

Posted 6月 9th, 2009 by 非言語 and filed in 方法
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コミュニケーションを考えるときに、「言葉」は非常に大切です。
言葉は「意味」を持ちます。「概念」とか、「考え」とか、「思い」といったものを発声によるサインに置き換えたものが、「言語」で、文字にしたものが「言葉」といえるでしょう。

言葉の成り立ちについては諸説あり、まだ詳しいことがわかっていないのが現状です。しかし、人間が根源的に持つ「伝えたい」という欲求が、長年にわたって繰り返され、集団の中で共通のサインとなって成立していったのだと思います。

つまり、言葉によるコミュニケーションは言葉が発明されてからの歴史しか持ちませんが、非言語によるコミュニケーションは言葉の誕生以前から脈々と生き続けるコミュニケーション手段と言えます。言葉が無い時代のコミュニケーションは、発声によって相手の注意を喚起し、身振り手振りのボディー・ランゲージや絵文字等を指し示すなどの行為によってなされていたと推定されています。

また、言葉によるコミュニケーションが主体となった現代でも、非言語コミュニケーションの重要性は全く変わっていません。こうした非言語コミュニケーション力を上げるコミュニケーショントレーニングとして、NLP(神経言語プログラミング)というものがあります。

NLPとは、世界的に有名な3人のセラピストのアプローチ方法を分析、体系化したコミュニケーションの方法論なのですが、これを学ぶことによって飛躍的にコミュニケーションスキルを上げることが可能だと言われています。

コミュニケーション-非言語の役割

Posted 5月 16th, 2009 by 非言語 and filed in コミュニケーション, 方法
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他者とのコミュニケーションにおいて、言葉で伝えられるメッセージは、伝えたいことの35%に過ぎず、残りの65%は、話し振り、動作、ジェスチャー、間の取り方(沈黙)など、非言語によるコミュニケーション手段によって伝えられると言われています。

人間は、言葉を手に入れ、格段にコミュニケーションを発達させました。その後、手紙、電話と技術革新のたびに、コミュニケーション手段を多様にしてきましたが、この四半世紀には、インターネットの出現で、e-メール、Web、ブログなど様々なコミュニケーション形態が生まれて来ています。

しかし、「言葉」を介したコミュニケーションでは、伝えたいことの3割強しか伝えられないのです。デジタルコミュニケーションでは、非言語コミュニケーションの情報は埋もれてしまっているのが現状ともいえます。

皆さんも携帯でメールを送る際に、絵文字を入れたり、表現を工夫したりと無意識のうちに、失った非言語コミュニケーションの情報を伝えようとしている経験はないでしょうか。案外と伝えたいことは、言葉にならなかったりする経験ありませんか?

ビジネスでも大切な商談の場合、「直接会って決めましょう」となるのは、言葉だけではわからない情報を欲している証拠なのです。

このように言語によらないコミュニケーション、つまり非言語コミュニケーションの役割が大きいことが、お分かりいただけると思います。非言語コミュニケーションのことをもっと知りたくなってきましたよね。